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見えないところ

この週末に3本、介護のテレビ特集を見ました。

1本目は、NHK特集でしたか。
無認可の老人ホームが増えている」というお話。

1部屋に8床ぶんくらいのベッドが
すし詰めにされている。

座位も保てるし、
リハビリをすれば歩けるのではないか、というお年寄りが
ベッドに寝かせきりにさせられている。

「ここは地獄ですわ。
 あとは死ぬのを待つだけ」
と言われるお年寄りもいらっしゃいました。

理事長さんだったかな。

お食事の準備された台所で、
タバコを吸いながら
「あの人たちは生活保護受給者ですから、
 ここ以外に行くところがないのよ。自業自得」と言う。

itumohana.jpg


2本目も、NHK特集で
介護保険が使えない」というお話。

ご家族が常時介護を必要な状態となると、
介護者は介護のために、仕事を辞めざるを得ない。
仕事を辞めると、収入が無いから
介護保険が充分に使えない

ショートステイは2ヶ月先まで満床で、
予約もくじ引きのような状態。

週1回のデイサービスや短時間のホームヘルプだけでは、
介護者の肩に辛く重く圧し掛かった負担は
軽減されない。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

暗い!

はっきり言って、暗い。

でもこれが現状です。

どうしてだろう。

薄暗い団地の何もない一室で
ぼんやりと照らされた裸電球の下に
お年寄りが何かから身を隠すように集まって、
ひっそりと暮らしていた、辛い現状を
何度も見ていたのに、
その現状と今の自分が、リンクしないんだ

いつの間にか頭の中が
数字やら文字やらでいっぱいになって、
何となく今の福祉的な状況が、
よくなっている錯覚におちいっていたんだ

一応、同じフィールドのcarerでもそうだから。

きっと、分からない。

街を歩いている、大部分の人には、見えない。
この現状は、リンクしない。

そうして大多数のお年寄りと介護者は、
困っているのに見過ごされている。

何とか、見えるようにしないと。

kumachan.jpg
(くまのステンドグラスをゲットした!「「サンキャッチャー」といいます。)

最後の一本。

お皿洗いさんが見せてくれた
過去のテレビの特集。

20代前半の「キラキラ介護士」さんが登場します。
つめもキラキラ、まつげもキラキラ。

でも、あの子の一番輝いているのは、瞳だ

他にも、20代の介護士さんや看護師さんが
働いているシーンがありましたが、
皆、キラキラしている。

なんて楽しそうに、仕事をするんだ。

そうだ、現状も捨てたものではない。

あなたたちが、その若さで、バイタリティで、
引っ張っていくんだよ。


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2009年04月27日 21:26に投稿されたエントリーのページです。

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