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グループホームのお食事

本日のcarer。

大好きなカフェの「ウィークエンド・ブランチ」で
おいし~いベーグルを食べる、あ~♪この幸せ。

carerは食いしん坊です。

この王国に就職する前は、
毎年6月に開かれる
「社会福祉士全国大会・学会」に参加するという名目で、
毎年異なる開催地へ一人旅をして、名物料理を食べていたものでした。

この大会は、毎年2日間かけて行なわれるのですが、
2日目は、朝から「分科会」が開催されます。

sotoniattahana.jpg


6年くらい前でしょうか。
ある分科会に出ていたときのことです。
聴衆者のお一人から、こんな意見がありました。

「あなたのところのグループホームでは、
調理師が料理をするって言われていましたけど、
それは本来の理念に反するものではないですか?

そういうグループホームが増えてきていますが、
私は、グループホームに調理師を配置するなんて
言語道断だと思います。」

認知症高齢者のグループホームには、
ご利用のお客さまが、出来る限り
在宅にいらしたときと同じ生活をして頂くことで、
極力、認知症の進行を遅らせる。

という目的があります。

お客さまご自身に、包丁を握っていただくような料理もして頂くことで、
今まで行なっていた生活を忘れないようにする。

そのため、調理師は配置しない

本来、そういう施設であったべきものが、
施設の量が急速に増えたことによって、
調理師を配置するグループホームは
とても多くなりました。

当時はまだ、この新タイプのグループホームに
反論が強くあったものです

tibinohana.jpg
(carer家のお花は、ほとんど王国で摘んで(?)きたものです)


carerは、この2タイプのグループホームを
見てきたことがあります。

お客さまから負担していただく食材費は、
まったく同額
です。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

調理師を配置しないグループホームの場合。


「今日、何が食べたいですか?」と
お客さまに伺ってからメニューを決めます

一緒に食材をお買い物に行く楽しみもあります。

月5万円の食材費だとして
1ユニット(9人)分を集めると、45万円。

スーパーで買った食材では、
当然あまってしまいますが、
「食材費」として徴収した料金を
「食材費」以外の用途に使ってはいけません。

そのため、ときどき、高級食材を買って
楽しいホームパーティを行ないます。

ただし。

調理師を配置しない、イコール
介護士が、お客さまから目を離さず
かつ、料理のリーダーとなる
べきです。

しかし、ここは人の手の足りない介護業界です。

ベテランの介護士でさえ雇うのが難しい中、
介護も料理もベテラン、なんてスタッフは
常時配置出来ないのが現状
です。

つまり、
お客さまに料理を手伝っていただく余裕はない

当然、介護士のみで調理することになります。
料理が苦手な介護士だって沢山います

味に関しては、文句は言えません。

結果、お客さまからすれば、
より「家庭の一員的」なタイプと言えるでしょう。

exportlager.jpg
(お皿洗いさんが飲んだビールのビンに活けた花。悪くないでしょ?)


調理師を配置するグループホームの場合。

カロリーを考えたメニューに基づき、
厳選した食材を取り寄せ、
毎日はずれなく、美味しい料理を頂きます。

介護士は、料理をする必要がないので
料理を待つあいだ、お客さまに集中して
接することが出来ます。

ただし、
お客さまが「今日はこれが食べたいなあ」と思っても、
その日にそのメニューを召し上がって頂くことは出来ません

また、食材を一緒に買うこともありません。
(それ以外のお菓子などは一緒に買いに行けますが。)

こちらは、より「お客さま的」なタイプと言えますね。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

どうでしょう。

どちらが良くて、どちらが悪いなんて、
人によりますね。

ご利用される際に、
第三者評価の結果などを通して
お客さまに合った施設が選択できれば、
様々なタイプがあって良いと、そういう時代になりました

昔は、いろんな討論がされて、
いろんな歩みがあったなあって、
そんなことを思い出した今日このごろです。


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2009年03月15日 21:00に投稿されたエントリーのページです。

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