若気のいたりって、ないですか?
最近、本当によく思うのは、
「自分のしたことは、必ず自分に返ってくる」ってこと。
ずっと前にしたことが、忘れたころになって返って来たりします。

carerが、現場にいた時のこと。
carerは
特別養護老人ホーム部門とショートステイ部門に
配属されていました。
(つまり、特養とショートの職員は、全員同じなのです。)
特養のお客さまは、「常時介護が必要な方」であるため、
例えば暴力をふるって、
介護士に全治3ヶ月の怪我をさせるとか、
別のお客さまに危害を加えそうになるとか、
急変してお亡くなりになるとか、
目が離せないわけです。
加えてショートステイのお客さまは
今日は誰が何時に入所で、何時に退所だから、
何時に送迎車を出して、誰が突然キャンセルになって、
このお客さまの介護方法はどうで、食事箋はどうで、
薬はこれが必要で、お部屋はベッドじゃ駄目だとか、
ベッド柵はどこにどのタイプを何本用意してとか、
しっかり準備をしないと、大変なことになります。
ひと言で言うと、忙しいわけです。
1ヶ月でお休みは4日あれば良いほうで、
9時から次の日の18時まで
休みなしで働き続けるのも普通、
深夜残業なんて当たり前、残業代はゼロ。
点滴を打ちながら仕事をして、
過労で倒れたのは、3回くらいかな。
まあ、小さかったんですね、自分が。
事務の人に
「これとこれとこの書類をやっておいて下さい」と言われると
「仕事中にお茶飲んでクッキー食べてる暇があったら、自分でやってよ~!」
と思って、ときどき冷たい応対をした。
このことを、この5年間くらい、後悔し続けています。
何時間もPCの前で放射線(???)を浴びて
目の痛みから偏頭痛が持病になって、吐き気はするし、
肩から上だけ、ずっと疲労感があって、
事務職がこんなに大変なんて、思わなかった。
今、現場の人に連絡をしても
「事務」のcarerにキレる人ってほとんどいなくて、
それが余計に、
「自分はなんて浅はかだったんだろう」って思います。

もう一つ。
その現場は、デイサービスが併設されていました。
デイサービスのお客さまは
夕方にはご自宅へ帰るため、
デイサービスの職員は、遅くても残業は8時まで
土日は当時お休みだったので、
週休2日なわけです。
carerはよく、
「デイさんは、優雅でいいよね」って、(裏で)言ってた。
今は、このことを、とても後悔しています。
だってデイさんは、主婦の集まりだったんだ。
今、自分が主婦になって思います。
「仕事と家事の両立って、なんて難しいんだろう」って。
1時間だけ残業した後、家事をするより、
毎日遅くまで残業していたときの方が、
楽だったって思うときもあって。

デイさんのサービス提供責任者兼生活相談員は、
ベテランの介護士さんで、ワタナベさんと言いました。
「carerちゃん、特養さんは忙しいから、
デイのお客さまがショートに来るときは、
デイで送迎するからね。
日中もデイのフロアで過ごして頂いていいのよ。」
「デイは土日がお休みだから、土日は
デイのフロアも自由に使ってね。」
「デイのお客さまのケース記録は、ここにあるから、
必要なときは自由に見ていいからね。」
「デイのお客さまが、ショートも使いたいそうだから、
ついでに契約して来るわ。carerちゃん、忙しいでしょう?」
「carerちゃん、イギリスから帰ってきたら
連絡ちょうだいね。
これ、私のケータイ番号ね。
再就職のときは、好きなところに紹介してあげる。
私、この道には顔がきくから。」
ワタナベさん、ごめんなさい。
私、ひどいことを言った。
しかも、何年もたった今になってそのことに
気がついて、後悔している。











