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「畳文化」と「椅子文化」

グレイズ・アナトミーのDVDをもらった。
やった!!

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「グレイズ・アナトミー」とは、
carerがまだ結婚する前に
wowowでよく見ていた、
アメリカの医療ヒューマンドラマです。

あからさまに、あり得ないようなことが起こって、
まさに「ドラマ」の世界がウケます。

そんな感じで、ちょっぴり医療的な話。

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(お皿洗いさん作の、ハンガリー料理=グヤーシュ。おいし~い!)


学生の頃、しつこく聞かされたのは、
こんな話でした。

「欧米に、寝たきり老人はいません。
日本の寝たきり老人は、職員や家族の都合で
寝かせきりにしていたために、
廃用性症候群になってしまった人々です。
さあ、出来るだけ、寝かせきり老人を減らそうではないか!」


時が経って、英国のナーシング・ホームへ行きましたら、
本当に、「寝たきり老人」はいませんでした。

お年寄りは、
亡くなる直前まで、
椅子に座って頂いて(=座らせて)いるんです

そういう文化、
そう、「文化の違い」なのです。

日本は「畳文化」で、
疲れたら「ごろん」とする習慣がある一方で、
欧米の人は「椅子文化」で、
更に自分の部屋には、寝る時くらいしか居ないので、
病気になっても、椅子に座っている。


それにね、
日本で欧米の真似をしようと思っても、
日本の椅子って、やっぱり未だに
快適さに欠けるのですよ。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・


日本の老人ホームで、よくある会話。

「看護婦さん、もう疲れたから
ベッドに横になってもいい?」

「駄目ですよ、◎△さん、
夕食まで椅子に座ってて下さいな。」


申し訳程度に、
細い肘掛けがついた
持ち運びしやすいように出来た、幅を取らない椅子。

あなたは、
その椅子に、長時間座っていたことがありますか?

痛いよ~!おしりが。


更に日本では、
座るところが布1枚で出来ている
なんとも不快な車椅子に長時間
お年寄りが座っています。

あなたは、
車椅子に、何時間座っていたことがありますか?


寝たきり老人のいない、イギリスの
とあるナーシング・ホーム。

ひとりひとりに座って頂くのは、
充分な背もたれ、肘掛けがついて
刺繍模様が素敵な
よく高級ホテルにあるような、
座り心地の良い椅子。


日本には、座位が保てない人のための
「リクライニング・車椅子」って普及していますが、
英国には、座位が保てない人のための
「リクライニング・快適な椅子」
あるのです。


車椅子に座って頂くのは、
移動のときのみでした。


だから日本も
ひとりひとりに快適な椅子に座って頂いて、
車椅子は移動手段のみにしようって?

違うのですよ。

日本にはあんな幅を取る椅子を置く
場所がないでしょ。

ただのマネじゃ、駄目なんです。


「寝かせきり」にさせるのは良くないけど、
そういう風潮に惑わされて
「座らせきり」にさせないように、
「日本の文化」で育ったお年寄りのケアが
必要だなって思うのです。


難しいですね。

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2008年07月29日 22:18に投稿されたエントリーのページです。

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