言いたいのは、「インフォームド・コンセント(Informed Concent)」の重要性。
ただ、それだけ。
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クリスマス気分になる前に、こんな話。
今年は、あまりに色んなことがありました。
姉の結婚や、別の姉の出産や、自分の結婚。
会社はまた激動の時代に入って、
そして、
大好きなおばあちゃんが、亡くなりました。
Carerは、こんな職業柄、
亡くなっていく人の最期には、何度も遭遇して、
この年なので、身内や親戚とも数人、お別れしています。
でも、びっくりした。
亡くなってから1週間ほどして行なったお葬式で、
棺の中のおばあちゃんは、お化粧のせいかもしれないけど、
とても綺麗な顔で、
微笑んで、幸せなうたたねをしてるようでした。
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母は、
89歳にして、皺も少ししかなく、お肌がつるつるのおばあちゃんの
綺麗な最期の顔を見た後で、泣きながらこう言いました。
「おばあちゃんは、亡くなった直後は、もっと綺麗だったのよ」
何年も入院して、お食事も出来ない経管栄養で、
お話も出来ないけど、ただ訴える様な目をして、
コミュニケーションをしていた、おばあちゃん。
やっと、楽になれたね。
病院のスタッフの皆様には、感謝しています。
長期の点滴で、血管が内出血して青くなっても、
それだけじゃ、悪いことではない。
何も知らないで、
「過度の医療で、管だらけになって死ぬのは嫌だから止めてね」
という会話は、嫌いだ!

(遊びに行くと、萩焼のお湯呑茶碗で、お茶を出してくれたね。)
Carerが英国にいたのは、もう6年くらい前です。
130人規模のナーシング・レジデンシャルホームにいて、
「看取りの介護」をやっている施設でしたので、
Carerも、何人かのお客様と、お別れをしました。
ある時、末期のお客様のご家族と
シスター(Sister=看護士のリーダー)が話しているのを、聞きました。
「お母さんが、最期に慣れない病院で亡くなるのは可哀想だから、
ここの施設で看て下さい。」
あなたは、知っていましたか?
あの施設で亡くなる イコール 経口摂取出来なくなったら、
終わりなんだ。
あなたは、お母さんのために良かれと思って、
最期の場所に施設を選んだけど、
あなたのお母さんは、先進国にいるのに、
大した医療のないところで、
次第に何も食べれなくなって、
身体全体で荒い呼吸をして、
目は宙を仰ぎ、舌は変色して、
慣れた介護士でも目を背けたくなるほど
苦しそうな顔をして、
何日も何日も、苦しんで苦しんで、
そうやって死んだんだ!!
日本の特養にいたら、点滴をすれば
助かったかもしれない人が、次々に死んでいくんだ。
Carerは、同じアジア人のナースに言いました。
「点滴(I.V. Controll)をすれば、助かるかもしれないのに!」
返って来た答えは、こうです。
「分かるよ。だけど、英国では、病院じゃなければ
点滴は出来ない法律なんだよ。」

もう、6年も前です。
Carerは、医療の専門家ではないし、
その法律が、どういう法律かは知らないし、
あの施設だけなのかも知れない。
もっと深い背景があるのかも知れないし。
もしかしたら、苦しそうに見えても、
病院よりいいのかもしれない。
日本と英国では常識が違うし、
Carer自身も、過度の医療を肯定している訳じゃない。
死ぬときの状態なんて、死んだ人にしか分からない。
だけど、
あの施設では、
ご家族に「施設で亡くなるということは、
点滴さえ出来ないまま、看取られる」ということを
美化せずにありのままを、伝えたのでしょうか?
ご家族は、愛する人のために、
聞くべきことをよく聞いてから決定したのでしょうか?
Carerのおばあちゃんは、
何年も病院で、経管栄養で、点滴をして、寝たきりでした。
だけど、おじさんもおばさんも母も、何度も病院に行って、
お医者さんとじっくりお話をして、
少なくても見た目では、安らかな最期でした。
おばあちゃん、天国で、幸せでいてね。












