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達人の里
対話の達人
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第3回『ミニセッション…その1』 |
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社内で実施した回想法勉強会の体験学習(数人でおこなったもの)を
ここでは一人でも体験できるようにアレンジしてご紹介します。
まずはコラムを読みながら体験してくださいね。
ミニセッション1「小学生の頃の思い出」
小学生の頃といったら何を思い出しますか?
(本当に思い出してみましょう)
*どんな小学生でしたか?
*何の教科が好きでしたか?
*どんな小学校に通っていましたか?
(ゆっくり思い出してみましょう)
当たり前のことですが、思い出は人それぞれです。
うれしいことも悲しいこともあります。
ぱっと思い出せる人もいれば、いくら考えても思い出せない人もいます。
先ほどの質問ではよく思い出せなかったら、こんな質問ではどうですか?
*先生は女の先生でしたか?
*給食は好きでしたか?
*小学校は木造校舎でしたか?

私の通っていた小学校は、この写真のような鉄筋校舎でした。
でも、よくよく思い出したら、入学した年に校舎の建て替えがあり、
プレハブ校舎から新校舎に引越しをしたのでした。
担任は4年生の時だけ男の先生、いつも白いジャージ姿でした。
給食といえば、給食の後に机を下げて、掃除をしていました。
食べるのが遅かったので、ほこりにまみれて食べていたことを思い出します。
今、思うと衛生上よくないですよね。
今こうして書きながらも思い出がよみがえりますが、皆さんはいかがですか?
このように思い出すことが「回想」です。
勉強会は二人一組になって、話し手と聞き手を交互におこないました。
そして全体で、「思い出してみてどんな気持ちになったか」話し合いました。
初対面なのに意気投合して盛り上げる組もあれば、
まったく思い出せなくて落ち込む人や、次会ったときに
「家に帰ってから思い出した」という人もいました。
ほんとうに人それぞれです。
何人かでおこなうとき、聞き手は質問の仕方に工夫をしてみてください。
『始めの質問』がオープンクエスチョン(開かれた質問)といいます。
これは話し手が自由に話せるものですが、「どんな?って言われても…」
と言葉に詰まってしまうこともあります。
『次の質問』がクローズドクエスチョン(閉ざされた質問)といいます。
「はい」か「いいえ」で答えられるものです。
「いいえ」と答えられるということは何か思い出しているんですよね。
オープンで困っているようでしたら、クローズドで聞いてみましょう。
でも、クローズドばかりだと詰問になってしまうので要注意!です。

間(ま)も大切です。
思い出すのには時間がかかるものです。
テープを巻き戻していると思って、少し待ちましょう。
また、他の人の思い出を聞いているうちに思い出すこともあります。
私の思い出を読んで
「こわーい女の先生だった」とか
「給食といえば『おかわり』で並んだなあ」
なんて思い出しませんでしたか?
聞き手は「話したらいけない」というものではありません。
呼び水となるような、ちょっとしたエピソードを話すことも大切です。
この小学校の頃の思い出は年齢も性別も出身も気にせず話題にできます。
同い年、同性、同郷でも、まったく違う思い出があり他の人の話を聞くのも楽しいと感じます。
コミュニケーションの練習としてもぜひお試しください。
2007年6月1日 |
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