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達人の里
ホーム創りの達人
 自分の想いの残る施設を創りたい

【達人のご紹介】

須藤慶子(すどう けいこ) ホーム創りの達人

高齢者福祉サービス事業 「株式会社コスモス」 代表取締役。

資格:介護福祉士、調理師、大型自動車第1種運転免許、
レクリエーションインストラクター、東京文化刺繍講師、日商簿記1級。

高校卒業後、銀行、会計事務所を経て、知人が立ち上げた社会福祉法人の経理全般を担当。
その経験を活かし、現在の「コスモス長津田」「グループホーム欅」を運営する株式会社コスモスを起業。
地元住民との社会交流を大切にし、常にお客様にとって最善となる選択を考え、
運営してきた「コスモス長津田」「グループホーム欅」は、平成18年に行われた第三者評価で
全項目満点を獲得。
グループホームとして異例の高評価を得た施設の管理者でもある、
代表取締役・須藤慶子さんに、自身の生い立ちから介護に対する心得まで、
興味深いお話を伺いました。
(以下記事参照)


【最善を尽くすことが大事】

今ここで自分には何ができるか…いつもそう考えているんです。

家に居てもそう。
子供を育てていた時も、親の介護をした時も同じくいつでもそうです。

私にとって、最善を尽くす=悔いの残らない生き方をするということ。

相手が誰であっても、何かあった時の早期発見、素早い判断で対応。
これはとっても大事なことだと思います。

私はいつでもそうしてあげたいと思っています。

緊急時には早く対応することが肝心。

何とかお客様を助けたいという思いで必死に病院を探します。

あらゆる手段を使ってでもお客様をお助けする。
苦しみから早く解放してあげたい。
後で、あの時ああしておけば良かった…
と、悔いるのは絶対に嫌なんです。

お客様の健康状態や精神状態には常に敏感でいたい。

急変してしまったお客様が、また治療して戻ってこられる。
この時がとっても嬉しいです。

サービスを提供するにあたって最も大切にしていることは、
自分が納得いくまで最善を尽くす。ということです。


【感謝の気持ちを地元に還元したい】

私が介護の世界に入ったきっかけは、両親の介護です。

私の母は慢性多発性リウマチで満足に歩くことさえ出来ませんでした。
しかし、地域独自の基準があるのか、母の障害者認定は中々下りませんでした。

そこで、私は行動しました。
母の福祉年金の受取や身体障害者手帳の申請などに関係する行政へ声を掛け、
的確な回答を頂くまで何度も何度も問合せをしました。
今取れる最善の行動を尽くしたいという一心でした。

苦しい生活は2ヶ月程続きましたが、後に母の面倒を見てくれると言う
地元の知人の助けを得ることが出来ました。
諦めないで良かったと思いました。
本当に助かりました。

その後、私は経理の仕事を3年程続けた後、思い切って介護の世界に飛び込むことにしました。
幼い頃、人に助けてもらったという経験から、私も何かの役に立ちたい、
誰かを助けるような仕事をしたいと思い始めたからです。

そして専門学校に2年通い、卒業後にデイサービス・ショートステイを経験し、
自分自身で会社を興すことを決意しました。

立ち上げに際しては様々な苦労もありましたが、
素晴らしい仲間に恵まれたことが功を奏したのか、何とか軌道にのせることができました。

今考えると、なるべくしてそうなったんだろうなぁ、
これが私の運命だったのだろうと思います。

今まで3年程やってきて、今が一番幸せです。


【恵まれた環境を活かして】

グループホーム欅では周りの環境を活かしたイベントがいっぱいです。
最近では、お庭のよもぎを摘んで草だんごを作りました。
裏の竹林でたけのこ掘りもしましたね。

GH欅 施設外観 GH欅 施設外観

外出もよくします。
私、大型の運転免許を持っているので皆様をお連れして行くんです。

近所の保育園との交流など地元の方々と触れ合う機会は大事にしています。
地域のイベントなどにも積極的に参加して、地元の方々とは仲良くお付き合いしたいと思っています。


【やってみようよ】

スタッフには経営業務にも少しずつ参加させるようにしています。
小口現金の管理や、物品の発注・管理など。

積極的に私の業務に加わってもらうようにしています。

「やってみようよ」

と言うんです。

ちょっと不安そうな顔を見せられても「やってみようよ」と促します。
出来ることにはチャレンジさせる。
スタッフのためにもなることだと思っていますし、
「やってみようよ」の声掛けはとても大事だと思います。

それから、ご利用者様とスタッフが楽しむことをイチバンに考えるよう常に心掛けています。

スタッフさんと一緒に スタッフさんと一緒に


【いいものはすぐに取り入れる】

ほかの事業所さんなどを見て、優れている点はすぐに取り入れています。
「これはいいわ」と思えば、やってみますね。

その良いとこ取りが、今回の『第三者評価満点』につながったのではないかと思います。

満点の第三者評価表 満点の第三者評価表


【自分の想いの残る施設を創りたい】

今後の目標。
私の想いの残る施設を創りたいです。
今ある施設もずっとそうでありたいですし、今後創る施設もそうしたいと思っています。


【介護に従事する皆さんへ】

いつでも最善を尽くすこと。
今、この時点で何ができるかなぁと考えてみてください。
失敗することもあるけれど、それでもいつも最善なことを見つけてください。

何事もチャレンジャーであること。
経験はいつか活かされます。
良いと思ったものは積極的に取り入れ実践してみてください。

出会いとタイミングも大事。
自分の財布と時間に合わせて、そのときに出来ること探してみてください。


取材/2007年5月7日


 
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